【徹底比較】求人ボックスとIndeedの違いは?どっちがいいの?
こんにちわ、トーコンニュース編集部です。
近年インディードをはじめとする、求人検索エンジンが注目を集めています。
そこで、今回は弊社へのお問い合わせも多い、「求人ボックス」と「インディード」の違いについて解説したいと思います。
・求人ボックスとはなにか知りたい
・indeedと求人ボックスの違いを知りたい
・求人ボックスへの掲載を検討している
こんな方におすすめの記事です。
1、求人ボックスとは?特徴を解説
・価格コムが運営
・求人情報をまとめるアグリケーションサイト
・2015年よりサービススタート
・500万件以上の求人情報を集約(2022年現在)
求人ボックスは食べログや価格.comでおなじみの カカクコムが運営する、求人に特化した検索エンジン です。
ユーザーは勤務地・職種・雇用形態などを入力すると、自分にピッタリの求人を探す事が出来るのです。
サービスは2015年からスタートしており、全国の転職サイトや求人サイトから、雇用形態を問わず500万件以上の求人情報を集約しています。
今までは求人情報を探すには、求人メディアで探したり、ハローワークのネット求人を検索したり、すでに希望の企業がある場合は企業のHPを探したりと、あちこちで自分の希望にあう求人を探す必要がありました。
ところがアグリゲーションサイトである求人ボックスを使うと、一括して各サイトの情報を横断して検索することができるので、自分に合う求人が探しやすいです。
求人アグリゲーションサイトとして、インディードに次いで利用者が多く、直近のデータ(2022年6月)では月間利用者数800万人を超えております。
求人ボックスの利用者は2017年6月は約30万人でしたので、約4年間で利用者は26倍以上になったことになります。
WEBCMも少し前に流れていたので、観たことある方もいらっしゃるかもしれません。
グーグルの検索結果にもここ数年でよく見かけるようになったので、
利用者の増加は納得できますね!
過去5年間の検索ボリュームの変化グーグルトレンドで調査してみましたが、納得の推移です。
また日本初のサービスらしく、きめ細かいユーザーフレンドリーなトップページも特徴的です。
仕事探しのヒントとして、在宅ワーク特集、今人気の仕事、ピックアップ企業の求人、平均給与などデータ類が非常に充実しています。興味本位でいろいろ見ているうちに、自分に合った仕事に出会う!なんてこともありそうですね。
2、求人ボックスのユーザー属性(閲覧比率)
次にどんなユーザーが求人ボックスを利用しているか見ていきたいと思います。
以下の情報は「求人ボックスメディアガイド2022年4月」をもとに作成しております。
各属性の正確な数字は公表されておりません。おおよその比率になりますのでご了承ください。
関東、近畿地方のユーザーが多いようです。手元に2021年のデータもありますが、若干ですが関東圏「以外」の比率が多くなっているので、ここ1年で地方エリアのユーザーが増加したと思われます。
次に年齢層です。
25歳~34歳、35~44歳の割合が大きいようです。
また45歳以上の割合も一定数いますので、バランスのよいユーザー割合のようです。
少しわかりづらいですが、多い順で行くと、アルバイト、正社員、契約社員の順になります。
女性の割合が若干多いというデータになっておりました。
ただし、上記のデータは常に変動するので、参考値としてご認識いただければと思います。
3、求人ボックスとIndeedの比較
求人ボックス(求人BOX) | Indeed | |
ユーザー数(訪問数/月)※ | 約800万人 | 約4080万人 |
平均滞在時間※ | 03:17 | 06:23 |
訪問別ページビュー数※ | 3.93 |
7.52
|
直帰率※ | 38.48% |
37.76%
|
掲載方法 | 直接投稿(採用ボード)、クローリング | 直接投稿、クローリング |
無料掲載 | あり | あり |
課金システム | クリック課金 | クリック課金 |
クリック単価 | 25~1000円 | 15円~ |
検索アルゴリズム | キーワードのマッチ度/求人情報量/情報の新鮮さ/ユーザー行動/ | キーワード/職種名・案件詳細の内容/求職者の行動履歴 |
画像表示 | 一部あり | あり(検索結果一覧ページ) |
無料オプション | 無し | 注目の企業枠、企業ページ |
スマホアプリ | 無し | あり |
※similarweb.com 2022.6調査時点
両方ともアグリゲーションサイトになるので、サービス内容は非常に似ています。
ユーザー数に関してはインディードの方が数倍多いです!
細かいところでいくと、アプリ有無の違いがあります。
アプリの方がユーザビリティが高く、閲覧数も多いと聞くので
「訪問別ページビュー数」が多いのもそういうことが影響しているかもしれません。
ただ、求人ボックスは2020年時点では「平均滞在時間/訪問別ページビュー」はIndeedと拮抗しておりましたが、ここ2年でかなり下がったようです。これが何を意味するのかはまたリサーチしてご報告したいと思っております。
ということで、サイトパワーではインディードの方がまだ一日の長があるというところでしょうか。
これから求人ボックスもさらに進化していくと思われますので、引き続き注目していきます。
比較資料は下記よりダウンロードもできますのでご確認くださいませ。
4、弊社で両方使ってみた体感値
弊社でもたくさんの企業様の採用をお手伝いさせて頂き、中には求人ボックスとIndeed両方の掲載実績がある企業様も多数あります。
そこで、両方導入した企業さまをサポートさせていただいた体感値を共有させて頂きます。
ここから先はわたくし、ミヤナカの個人的な感想も含まれておりますので、よろしくお願い致します。
●クリック率(CTR)はインディードの方が高い。
求人ボックスは約0.8-1.8%、インディードは4-8%が弊社の平均値です。
この事からIndeedの方が少ない表示回数でも多くの人にクリックしてもらっている
という事が分かります。
・Indeedの方がより求職者にマッチした求人が表示される
・求人ボックスはなんとなく眺めているユーザーも多い?
という事が予測されますね。
今のところ、世界規模の市場をもつIndeedの方がAIの精度が高いのかもしれません。
●「表示回数」「クリック数」はやはりインディード!
ユーザー数の差がここは影響しているように思います。
より多く、より早く求職者にPRしたいのであればインディードですね。
●クリック単価の差。
求人ボックスは2020年8月に掲載プランの更新があり、単価の設定がより柔軟にできるようになりました。(よりインディードの課金システムに近づいた)
プランが変更されたばかりなので、単価はこれからどうなるか不明点も多いですが、同じ求人案件であれば求人ボックスの方が安い傾向には今のところあると思います。
広告を出している企業もインディードと比較するとまだ多くは無いように思います。クリック単価は入札制になっているので競合が少なければより安くなります。
●検索アルゴリズムの違い
上記の「3、求人ボックス(求人BOX)とIndeedの比較」でも言及しましたが、あまり違いが無いように思われるかもしれませんが、実際は検索アルゴリズムはかなり違うと思われます。先ほどのクリック率の違いにも表れています。
両社とも、「ユーザーに求人情報を届ける」サービスではあるのですが、どのように届けるかは各社の思想・ポリシーがアルゴリズムに反映されているようです。
●配信の詳細設定
クリック単価指定や、自動単価設定は、両サービスでも可能ですが、求人ボックスはより細かい配信設定が可能です。「時間帯別」「曜日別」「配信強化キーワード」「配信除外キーワード」設定など、よりセグメントを絞っての配信が可能です。ターゲットによっては求人ボックスの方が精度高く配信できるメリットがあります。
5、さっそく掲載したい!
代理店に運用を依頼する場合に必要なことは2つ。
・自社サイト
求人ボックスの掲載に対応したサイトが必要になります。
対応しているか調べてほしい、また対応したサイトを構築したい!など、ご相談承ります。
・掲載可否の審査
事前に掲載可否の審査が必要です。審査はカカクコムが行っております。(弊社を通じて審査が可能です。)
弊社には運用チームがございますので、下記のフォームより何なりとご相談ください。
アポイントは直接訪問、またはZOOM、Microsoft Teams、Google MeetなどウェブMTGも対応可能です。
おすすめ記事
【Indeed運用代行のご案内】広告代理店が運用する3つのメリット
【インディード】「表示回数」「応募率」「有効応募数」を同時に改善する方法
2021年決定版【Indeed×Airワーク 採用管理】徹底活用方法!
【求人ボックス】採用ボード(直接投稿)でクリック数が約8倍になった件
お問い合わせ方法
お問い合わせは、下記のメールフォームまたはお電話よりお願いいたします。
電話番号:0120-880-935 (受付時間 9:00-18:00)