Indeed(インディード)の管理画面で応募が「0」!?コンバージョントラッカー終了後の対応について
こんにちは、トーコンニュース編集部です。
10月1日に、Indeed(インディード)のコンバージョントラッカーの提供が終了いたしました。
Indeed公式:【お知らせ】コンバージョントラッカーのサービス終了
これにより、自社サイトクローリングで有料掲載していて、コンバージョントラッカーで計測をしていた企業様は、Indeed(インディード)の管理画面から応募数を確認する事ができなくなってしまいました。
10月になってから、応募が0のままで途方に暮れている・・・。そんな採用担当者様もいらっしゃるかもしれません。
コンバージョントラッカーの提供が終了した今、応募数を計測するにはどうしたらいいのか?
今回はこちらをご説明していきます。
コンバージョントラッカー提供終了の影響
まず、コンバージョントラッカーとはどういったサービスだったのでしょうか。
コンバージョントラッカーとは
クローリング(自社サイト読み込み)で掲載していた場合は、そのままだとIndeed(インディード)からの応募数を計測する事が出来ません。
応募完了ページが自社サイト(外部サイト)にあるので、Indeed(インディード)側で応募を把握できないためです。
そこで、Indeed(インディード)から提供されているコンバージョントラッカーというタグをクローリングされているサイトの応募完了ページに埋め込むことで、Indeed(インディード)経由で応募があった際にタグが作動して応募数をカウント。管理画面上で効果を把握する事が出来るようになります。
これがコンバージョントラッカーです。
コンバージョン(応募)をトラッキング(追跡)するサービスというものです。
提供終了した現状
コンバージョントラッカーの提供は10月1日に終了しました。
サイトに埋め込んでいるものも動作しなくなりましたので、Indeed(インディード)管理画面上にて応募数の確認が出来なくなっております。
9月までは応募数が見られたのに、10月に入ってからずっと「0」のまま。そういった状況になっています。
ただ、Indeed(インディード)で計測されなくなっただけですので、実際には応募が発生している可能性が高いです。
求職者からの応募、届いておりませんでしょうか?
問題なのは、応募があった求職者がIndeed(インディード)を見て応募したのかどうなのかがわからない点です。
それがわからないとIndeed(インディード)の効果も把握できないので、採用戦略を練ることも難しくなります。
しかしご安心ください。
Indeed(インディード)からの応募を把握する方法について、これから解説いたします。
Indeed(インディード)からの応募計測の方法
ここでは2つの方法を解説したいと思います。
計測方法① Indeedエントリーへの切り替え
公式から代替方法として提示されているのがこちらの方法です。
簡単に言うと、クローリング先を変えてIndeed(インディード)の中で応募までできるようにしましょう。というもの。
自社サイトの求人情報をクローリング掲載している場合、
Indeed(インディード)で求人情報をクリック
↓
応募先へ進むをクリック
↓
自社サイトへ遷移、応募
という流れになり、Indeed(インディード)から自社サイト(外部サイト)へと遷移します。
なのでコンバージョントラッカーを使った計測が必要でした。
これがIndeedエントリーだと
Indeed(インディード)で求人情報をクリック
↓
応募ページへ進むをクリック
↓
Indeed(インディード)の中にある応募ページから応募
となります。自社サイト(外部サイト)へ遷移しないので、Indeed(インディード)のシステムの中で応募数を計測し把握する事ができます。
このIndeedエントリーを利用するためには、クローリング先を変更する必要があります。
Indeedエントリー利用方法
①Indeed連携ATS(採用支援システム)をクローリングさせる
リクルート社が提供している『Airワーク 採用管理』などのATSはIndeedエントリーに対応しています。
なので、クローリング先を自社サイトから変更する事でIndeed内で応募数を測ることができるようになります。
Indeed公式:Indeed の200以上の連携パートナーのATS
②直接投稿で掲載する
クローリングから直接投稿に切り替える事でもIndeedエントリーを利用する事ができます。
どちらの方法でも課題になるのが、今までのクローリング先(自社サイト)を変更しなければならない点です。
これまでクローリングで効果が高かった場合、抵抗があるかと思います。
そこで、次にクローリング先はそのままで応募数を計測する方法をご紹介します。
計測方法②Googleアナリティクスの活用
サイトのアクセス解析ツールである、Googleアナリティクスの機能を活用すると、
アナリティクス上で応募数を計測する事が出来ます。
この方法でしたら、Indeed(インディード)管理画面内で応募数の把握はできませんが、クローリング先などIndeed(インディード)の設定はそのままに計測する事が出来ます。
実際に、弊社トーコンも自社サイトの求人情報をクローリングで掲載しておりますが、アナリティクス上で応募数を測ることが出来ております。
こちらが実際の画面です。
10月より、Indeed(インディード)の管理画面上では応募数が「0」となっております。
これをGoogleアナリティクスで見てみると、このようになります。
一番右の列に表示されているのが、応募完了の数です。
これを見ると、Indeedの有料掲載で実際には14件の応募が発生している事がわかります。
こちらはGoogleアナリティクスの「目標」という機能を使って計測しております。
応募完了ページに到達したらコンバージョン(応募完了)としてカウントする。こういった設定をすることで、応募数を把握する事が出来ます。
また、Googleアナリティクスで見る事ができるのは、Indeed(インディード)から流入したデータだけではありません。
GoogleやYahoo!の検索から来たユーザーのデータも見る事が出来ます。
なので、コンバージョン設定をしておくだけで、どこから流入してきた人がどのくらい応募したのかを把握する事が可能です。
Googleアナリティクスは無料で使える解析ツールで、サイト運営には欠かせないもの。
多くの企業様で導入されていると思います。
導入していても使っていない。という方も多いかもしれません。
この機会に設定を見直し、サイト運営全般に役立ててみてはいかがでしょうか。
Googleアナリティクスでの設定方法
先述しました通り、「目標」という機能で応募数を測ることができます。
また、「セグメント」という機能を使えばIndeed(インディード)からの流入に絞ったデータのみをアナリティクスで閲覧できるようになったり、「すべてのページ」という機能ではサイトのどのページがどのくらい見られているのかを調べる事が出来ます。
詳細な設定の方法に関しましては、実際の画像を交えながら詳細に解説する資料を作成いたしました。
※資料内容はGA4には対応しておりません。予めご了承ください。
こちらからダウンロードいただけます。
Indeedコンバージョントラッカー終了【Googleアナリティクスで計測する方法】とは?
「目標」や「セグメント」などの機能は、Indeed(インディード)からの流入を調べる以外にも活用する事が出来ます。
設定方法を理解すれば、様々な分析に応用が可能ですので、ぜひ資料を見ながら設定してみてください。
ご不明点やお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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