メタバース(仮想空間)で社内イベントを開催しました!
こんにちは。トーコンニュース編集部です。
実は2022年4月11日にメタバース(仮想空間)を使用した社員総会を実施しました!
トーコンでは、半年に一度全社員を対象に「キックオフ」と題した社員総会を実施しています。
2019年以前は全国から従業員が集まり、ホテルの宴会場やホテルの式場、
社員旅行を兼ねてホテルの宴会場などで、会食を伴い実施していました。
2020年以降は新型コロナウイルスの感染を防ぐため、Zoomなどのテレビ会議型ツールを利用したオンラインでのイベントへ切り替えて、それでも半年に一度のペースは崩さずに、開催し続けました。
そして2022年4月。
さらにトーコンらしい社内コミュニケーションの可能性を追求していきたいと「メタバース(仮想空間)」を利用した開催を計画。
実施においては、VRコンテンツ専門の制作会社である、株式会社ハシラス(所在地:東京都北区、代表取締役社長:安藤 晃弘、以下 ハシラス)に制作を依頼しました。
当日は170名の社員がリアルタイムで参加し、チャット機能やアバターでの空間上の操作、また全体プレゼンテーションや少人数ブース内でのボイスチャットなどを体感することができました。
開催までの過程
背景と狙い
これまでも社員総会だけでなく、リモート勤務を推奨して社内規定を変更したり、電子契約書の導入、
採用のおいてもフルオンラインでの内定出しなど、コロナ禍におけるオンライン・コミュニケーションの試行錯誤を続けてきました。
メタバースというビックワードを今のタイミングで経験することは、従業員の体験価値を高め、且つ中小企業としてのトーコンが率先し活用を行うことでビジネス分野での普及に向けた一事例となればと考えました。
※だから、興味を持った方はぜひお問合わせくださいませ(笑)
発案から実施までは2ヵ月
様々な制作会社にお声掛けしながら、イベントの概要やコンテンツ内容、それに伴う機能面の実現可能性、納期、必要な通信環境・PC環境などをすり合わせさせて頂きました。
結果としてハシラスが提供する、社内イベント専用のソリューション「めちゃイベント」を選択させて頂きました。
最大の理由は「安定性」です。
リモート勤務を推奨され、支給しているPCも順次更新しているものの、全PCが最新版ではないこと。
通信環境についても、全「家庭」が万全ではないことは日ごろの全社Zoom会議で分かっていました。
だからといって、当日に出社させるのは本末転倒です。
よって「今ある環境において、全ての従業員が体験できること」を至上命題として考えたときに、
「めちゃイベント」が最適であると判断し、依頼いたしました。
ハシラス様の多大なるご協力のもと発案から検討に1ヵ月、実際の詳細に関する確認や打合せに1ヵ月とスピーディに実現できました。
開催概要
イベント名:57期下半期キックオフミーティング
開催日時 :2022年4月11日(月曜) 9:00開始~12:00終了
開催内容 :社長より半期振り返り・方針の発表、従業員の表彰、
レクリエーション、会長よりメッセージ
参加数 :170名
イベント当日の様子
アバターで会場を自由に移動する事が出来ます。
特定のブース内では集まった人たちだけでVOICEチャットを利用可能。
2階建ての会場は階段で上り下りができます。
会場内スクリーンにスライドを投影する事もできます。もちろん音声も流せます。
こちらの画像では、皆がスクリーンに注目しながら会長のお話に耳を傾けています。
参加者感想 (匿名アンケート 回答数:137名)
メタバース全社総会_参加者の声
※感想抜粋
●Zoomなどではどうしても受け身になりがちで見ているだけになってしまうことが多かったが、バーチャルの世界で集まっている感が強く純粋に楽しかった。
●没入感が凄いと感じた。正直、メタバースへそこまで期待していない自分がいたものの、実際に体感すると、世間で「インターネットに次ぐテクノロジー」と言われる所以がわかった気がした。
●社員皆が一斉に会場に集まる、あのキックオフの雰囲気を久しぶりに感じることができた。
●新しいことにチャレンジし、変化をし続ける会社の姿勢を感じた。
●新しい試みをいち早く取り入れるところがトーコンらしく、嬉しくなった。
※概ね新しい取り組みへのポジティブな意見が多数寄せられたが、一方で、下記のような次回へ向けた課題点もあげられた。
●操作に慣れるための時間をもっと設けていれば良かった。
●面識のある人同士であればお互いの顔がアバター越しにも想像でき支障はないが、面識のない人同士ではコミュニケーションがとりづらいと感じた。
●音声トラブルを防ぐリハーサルやテストを入念に行ったほうが良い。
※当日発表者の音声が突然入らなくなり、代替手段を実施する場面もありました
運営事務局より
想像以上に反響があり、「お客様にも早速話した」「家族も参加させたい」などの声も多く寄せられ、社内だけでなく社外に対してもポジティブなイメージを提供できていると感じました。
また、実施をしたからこそわかったことも多くあり、起こり得るリスク(機器トラブルなど)への準備や、リハーサルの方法、事前の従業員への周知の工夫など、次回に活かしていきたいと思います。
代表 堀川より
200名近い仲間が同じ空間にいる、これは久しぶりの感覚でした。一般的なオンライン会議と異なり「集まっている」という実感が得られ、会社として新たな試みに取り組む姿勢に対するポジティブな反応も多かったと感じています。一方で『顔の見えない寂しさ』という声も目立ちました。
日常・リアルを充実させることがメタバースという仮想空間のクオリティを上げるのだと感じます。これからも中小企業としての試行錯誤・トライを続け、発信してまいります。
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