【採用動画で企業理解を深める】Z世代が求める採用動画とは?
採用活動の中で動画コンテンツを活用するというのは、
コロナ禍で普及していったように思います。
リアルで開催が難しくなってしまった
会社説明会や職場見学といったコンテンツを動画として配信する。
そういった手法が増えていきました。
それでは、徐々にかつての日常を取り戻しつつある現代、
動画コンテンツも役割を終えていくのでしょうか?
答えはNOです。
むしろ、より一層その価値が高まってきています。
今回は、採用における動画の重要性についてお伝えしていきます。
目次
動画での情報収集が当たり前
いわゆるZ世代と呼ばれるような10代から20代の若者は
幼少期からインターネット環境が当たり前の世代です。
YouTubeはもちろん、TwitterやInstagram、TikTokといった各種SNSが
もはや生活の一部となっています。
何かを調べる際も、検索ではなくSNSでの情報収集がもはや主流です。
そして、そういったSNSに数多く投稿されているのが「動画」であり、
テキストを読むのではなく、動画を見る、聞くことによって情報をインプットしています。
実際に採用動画を見た経験のある23卒、24卒就活生のうち
77%が「志望度が上がった」と答えた調査結果も出ています。
このことからも、動画での訴求はZ世代には有効だと考えられるのではないでしょうか。
Z世代が動画に感じるメリット
・テキストよりも内容を理解しやすい
これは先にも述べたように、日常的に動画に触れているという点が大きいです。
また、そもそも動画の情報量は文字の5,000倍とも言われておりますので、
その点も関係しているでしょう。
・好きな時間に見る事ができる
リアルコミュニケーションとは違って、アップロードされた動画なら
指定された時間の拘束がないのでいつでも自分の好きな時に視聴する事ができます。
空いた時間に情報収集ができる点も魅力でしょう。
・全国どこからでも視聴可能
説明会を開催しているけれど、遠隔地なので中々参加が難しい。
そういったことも動画ならありません。全国どこからでも気軽に視聴が可能です。
今まで中々接点が持てなかった、情報の収集が難しかった企業においても
動画を通して理解を深める事が可能になりました。
・再生コントロールが可能
こちらも動画の強みです。
まず、再生スピードを調整できるので倍速視聴も可能です。
一時停止、巻き戻しもできるので、
「今のところもう一度見たい!」「この投影資料じっくり見たい!」
ということも叶います。
人気の採用動画
私たちトーコンでも、採用動画の制作を承っております。
その中で企業様、学生からのニーズが高い採用動画とはどういったものなのか。
実際の声を聞いてリサーチいたしました。
1分動画
1分程度の短い時間の動画の人気が高まってきています。
YouTubeやSNSでZ世代が触れる動画もショート動画が主流になってきており、
映画や動画も倍速視聴という学生も多いので、
短い動画はテンポよく視聴でき受け入れられやすい動画となっています。
気軽に見てもらいやすいので、短い動画を何本か制作しSNSやHPなどで公開する事で
興味や関心を抱いてもらう事ができます。
インタビュー動画、職場紹介
ひとりにフォーカスしたインタビュー動画や、職場紹介の動画も人気です。
実際の社員さんが語るという点で、より自分に置き換えて感じる事ができたり
リアルな空気感を伝える事ができるので、仕事や社風への理解が深まります。
オフィス見学動画
360度カメラを用いたオフィス見学動画も学生からは好評です。
実際に見学する事が難しい社会情勢の中でニーズが高まった動画ですが、
いつでも気軽に見る事ができる、普段は入る事が出来ない場所も時には公開されていたりと
価値の高いコンテンツとなっています。
説明会動画
何度でも繰り返し見る事ができる、自分の好きなスピードで再生できる、
そういった点で有用な動画となっております。
また、実際に説明会を開催する場合は、その都度労力が発生します。
会場や資料の準備、当日の進行、登壇など。
動画でしたらそういった人事の労力・工数の削減にもなりますので、
企業側のメリットも大きいコンテンツです。
学生に好印象を抱かせるポイント
実際に学生から印象に残っている動画について聞いたところ
・テンポが良い動画(掛け合いがある動画)は見やすい
・社員の一日の流れを具体的に知れる内容は参考になる
・ラフな親近感が沸く動画もあると好印象
という声が聞かれました。
ただ語りかけるような動画よりも、出演者の掛け合いがある動画が好まれているようです。
また、一日の流れというのは入社してからの自分を重ね合わせて視聴するかと思いますので、
一日の業務に密着する様な動画の方が好まれそうです。
あとは、やはりYouTubeやtiktokなどを良く見ているので、ラフな動画も好印象。
ふざけすぎている動画はもちろんNGですが、固くなりすぎずに社員の人となりが伝わるような動画
があるといいかもしれませんね。
ただ作る、そんな採用動画はNG
22年度の調査データになりますが、
採用に成功している企業の63.3%が採用活動で「動画コンテンツ」を活用、
62.3%が「内定承諾率の向上」を実感しているそうです。
さらに、90%以上が採用動画が採用以外のシーンでも役立っていると感じているそう。
主に企業のブランディングやマーケティングに置ける集客にも寄与しています。
こういったデータからも採用動画が非常に強力なコンテンツとなってきていることがわかるのではないでしょうか。
ですが、気を付けなければいけないのは
単純に「動画を作ればいい」というわけではないという点。
動画の撮影・編集のクオリティも大事ではありますが、最も大切な部分は「企画・構成」です。
弊社の新卒内定者にも聞いてみましたが、構成の部分を一番見ているとのことでした。
・動画を見てどういう風に感じて欲しいのか
・その為には何を打ち出すべきなのか
・出演は誰にしてもらうのが適切か
こういった点をしっかりと練らないと、効果を得ることは出来ません。
とりあえず作っただけでは、逆効果。志望度を下げる要因にもなります。
ですので、採用動画を作る際はぜひ一度プロにご相談ください。
動画制作のプロではありません。”採用”動画のプロに。
いくら撮影や編集の技術が高くても、採用市場に関するノウハウがなければ
有用な企画を立てる事ができません。
私たちトーコンでしたら、Z世代が持つ価値観である「多様性」「堅実的」「自分らしく働ける」といった内容を盛り込みながら、企業の魅力をリアルに伝える採用動画を企画し制作することが出来ます。
採用動画がない、作り変えたいとお考えの企業様はぜひ一度ご相談下さい。
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