言葉にすることで広がる職場のポジティブ!よんクスポスト活用のリアルストーリー

この記事のURLとタイトルをコピーする

近年、企業における重要な経営課題の一つとして「従業員エンゲージメント」が注目されています。これは「職場(企業・団体)と従業員の関係性」や「自社と顧客との関係性」を指す言葉です。単なる従業員満足度やモチベーションとは異なり、会社と個人の相互信頼関係を表すのがエンゲージメントです。

前回の弊社のエンゲージメント施策の紹介記事はこちら。

企業文化を醸成し、従業員同士のエンゲージメントを高めるために導入された≪よんクスポスト≫。この仕組みは、「感謝」「賞賛」「学び」「協力」の4つの視点から、日々の業務で感じたことを共有するものです。今回は、Sさんが周りの人に「いいね」の気持ちを伝えたことで、自身がポジティブになったエピソードをご紹介します。

S.Yさん
クライアントエージェントDivision2/エージェントG 2015年入社
トーコンの人材紹介サービス「TOKONエージェント」にて、企業・求職者サポート。オウンドメディアのコンテンツ制作にも関わり、SEO記事の執筆・編集なども行っている。

≪よんクスポスト≫は距離感がちょうどいい

私は≪よんクスポスト≫の前身である≪Thanksポスト≫の時代からこの仕組みを使っていました。
Thanksポストは、”ありがとう”を気軽に伝えるための仕組みとしてスタートしたもので、私も、他部署の方に助けてもらったときや、面と向かっては伝えづらいちょっとした感謝を届けたいときに、たまに活用していました。

ただ、「ありがとう」と言うだけでは伝えきれない感情や気づきもあるものの、その気持ちを直接伝えるのはどこか照れくさいし、社内のコミュニケーションツールに投稿したり、個別にメッセージを送るのも少し構えてしまう部分もある。そんなもやもやを抱えた中、Thanksポストが進化して、よんクスポストが誕生。

よんクスポストは、「感謝」に加え、「賞賛」「学び」「協力」という4つの視点から、日常の出来事を伝え合う仕組みです。この変化によって、「これは素敵だな」「今のやりとりから学んだな」といった感情を、もっと自由に、もっと自然に伝えられるようになったと感じています。
ポジティブな気持ちを、無理なく形にできる。よんクスポストには、そんなちょうど良い距離感があると思っています。

相手が喜んでくれると、自分も嬉しくなる

今までいろいろな方にメッセージを送ってきましたが、その中でもマネージャーであるMさん、Oさんとのやり取りは特に印象的に残っています。

ある日、企業向け研修を担当するMさんが「研修は”いい話を聞けた”で終わらせず、実践につながる内容にしたい」とメッセージしており、その内容に強く共感しました。というのも、自身もオウンドメディアの記事を作る中で、「読まれて終わる記事ではなく、読み手の行動を後押しできるような記事を作りたい」と常々感じていたからです。
そこで、「自分も同じように悩みながら書いていること」「共感した点」「改めて背中を押されたこと」。そういった想いを全部詰め込んで送りました。すると、すぐに「このメッセージ嬉しかったんで、社内にシェアしてもいいですか?」と返信が!正直ちょっと恥ずかしかったですが、やっぱり嬉しかったですし、それ以上に「想いってちゃんと伝わるんだ」と感じることができました。

もう一つ強く印象に残っているのが、顧客の人事評価制度などのコンサルを担当しているOさんへのメッセージです。Oさんが社内に「福利厚生の書き方には企業の思想が現れる」という趣旨のコメントをしており、それを読んだ瞬間、まさに自分が日々感じていたことが文章になっていて、「これも、ちゃんと伝えたい」と思いました。
私は人材紹介事業に携わり求職者をサポートする中で、企業から提供される求人票や紹介文を目にしますが、福利厚生の欄は、ただ”項目”として並んでいることがほとんど。でも、そこにどういう意図が込められているか、どういう文脈でその制度ができたのか、もう少し踏み込めば、その会社の考え方がすごく伝わる部分になるはずなんです。だからOさんのメッセージは私に強く刺さったのです。すぐによんクスポストで「まさにそう感じていました」「求人に関わる立場として、もっと言葉を大切にしていきたい」とメッセージ。すると、Oさんから「また今度情報交換しましょう」というメッセージに加えて、Oさんが見た中で印象的だった福利厚生の事例も一緒に紹介してくれました。

「気軽な発信」以上の価値に気が付きました。

よんクスポストという場があることで、以前よりも気持ちを自然に届けられるようになりました。

マネージャーに対しても、いい意味でメンバーと同じように「共感した」「学びになった」という感情をまっすぐ伝えることができました。それに対して、丁寧な返信や、さらなる情報提供をいただけたことは、本当に嬉しかったし、自信にもつながりました。
「誰であっても自然にコミュニケーションを取れるんだ」という実感は、よんクスポストならではの価値だと思います。

こうして振り返ってみると、よんクスポストを通じて得たものは、「気軽な発信の場」以上に多くの価値があったように思います。まず、自分の中にある”ぼんやりとした感覚”を、誰かの投稿によって言語化できたこと。そして、それを受けて自分も言葉にしてみることで、日々の業務への視点がクリアになったこと。さらに、そうやって投げかけたメッセージが、相手にとっても嬉しい出来事になったり、情報共有として広がっていくという連鎖があることにも気づきました。

よんクスポストは、”返ってくること”を期待して使うものではないけれど、使ってみたら返ってくるものがたくさんあった。そんな体験を、私はこれからも積み重ねていきたいと思っています!

インタビューは以上となります!
エンゲージメントは、単なる従業員満足度やモチベーションとは異なり、会社と従業員、そして従業員間の相互信頼関係を表すものです。しかし、リモートワークの浸透や働き方の多様化によりその維持・向上が困難になっていることに悩んでいる企業様も多いのが現状です。
従業員間のコミュニケーションを活性化させ、新たな事業アイデアや、業務の改善を促進するきっかけとして、弊社のこうしたエンゲージメント向上の取り組みに興味をお持ちの企業様はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

お電話
株式会社トーコン
電話番号:0120-880-935 (受付時間 9:00-18:00)

    この記事のURLとタイトルをコピーする
    トーコンで広報・採用・成長支援などをいろいろ担当しています。料理と音楽と地元広島をこよなく愛す不惑女子です。よろしくお願いします。