求人広告の代理店がウェブ解析士取得に全社で取り組む理由
いつも大変お世話になっております。
インディード運用担当のミヤナカです。
今日は社内で取り組みをご紹介したいと思います。
実は弊社では一昨年から「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」の資格取得サポートを開始しました。
希望者のみの受験ですが、2020年1月現在
ウェブ解析士が32名、上級ウェブ解析士が5名誕生!
今年も継続してサポートしていますので、さらに資格保有者は増える予定です。
今回は資格の簡単な説明と、なぜ取り組むのかをご紹介します。
ウェブ解析士とは
ウェブ解析士とは、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が主催する民間資格です。
ウェブ解析士は「実務に役立つ」ことを目指したカリキュラム・資格となっています。
ウェブマーケティングに必要なスキルは、単にアクセス解析の知識だけでなく、
- 観測すべきKPIの設定
- 事業に則した現状分析および目標を達成するための計画立案
- プロジェクトのファシリテーション
等、多岐にわたる能力が求められています。
しかし、これまでこれら専門的知識と実践的スキルを習得できる環境も、習得した人材を評価する仕組みもありませんでした。
一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)では、こうした現状を問題視し、実務で活躍できるウェブ解析士の育成が急務と考え、成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格を設け、講座や認定試験を実施しています。
「ウェブ解析」というワードの印象で、いわゆるウェブサイトのアクセス解析の資格と思われてることが多いですが、実はマーケティングががっつり学べる資格なんです!
ウェブ解析士取得に全社で取り組む理由
①インディード、WEB広告の取り扱いが増えた
少子高齢化に伴う労働人口の減少により、求人倍率は上昇し続けており、人材確保が年々難しくなっています。
こうした中で弊社は、今までの求人媒体中心の採用手法に加えて、採用ブランディング、採用サイト、採用パンフレットなどの採用ツール、さらにインディードやWEB広告(リスティング広告、リターゲティング広告、SNS広告)、オウンドメディアなど、これまでは利用してこなかったWEBサービスの活用をご提案しています。
特にインディードは新しい採用手法として、多数の御引き合いを頂き、現在インディード代理店の中でゴールドパートナーになっております。
WEB広告を正しく理解し、取り扱うには、広告配信の仕組みや、商品知識は当然ですが、ビジネス分析やユーザー分析を通じて自社の成功要因を決め、目標や計画の数値に落とし込む方法などウェブマーケティングの基礎を理解していないと「運用・改善」ができません。
その点、ウェブ解析士では、インターネットの仕組みから(サーバーって何?レベルから)、ウェブマーケティングの基礎、自社分析、競合分析、レポートティングの仕方まで幅広く学べます。
社内のWEBリテラシーを上げて、お客様にWEB広告を正しくご案内していくには「ウェブ解析士」の資格は非常に有用だと考えています。
②採用マーケティングの時代へ
すこし乱暴ですが、いままで採用活動は、求人広告を掲載して、応募が集まり、選考し、マッチする人材を採用して入社してもらう。その繰り返しでした。その多くの工程で属人化し、採用活動はブラックボックスになっていました。
一方マーケティングにはカスタマージャーニーという考え方があります。顧客(ユーザー)がどういう経路で、どのタイミングで商品を認知して、検討し、最終的にCV(購買、応募)にたどり着くのか、そのプロセスを指します。その考え方を採用にも応用したのが採用マーケティングです。
採用マーケティングを活用することで、求職者が企業を認知して、入社に至るまで(場合のよっては入社後も)の工程を段階的にわけて、それぞれの工程で企業は求職者に対して、どのようなアプローチをしていくべきか、どこに予算をかけるべきか戦略を立てることができます。
また採用マーケティングは進捗を数値化し、歩留まりの改善をするだけではありません。
そもそもどんなターゲットに、どうやってアプローチしていくか、どんな気持ちの変化を起こしていくのか、仮説を立て、実行し、検証、改善を繰り返していくことで、より自社にマッチする人材を採用できるようになります。
弊社トーコンは、世の中や技術の変化があっても、常にお客様のそばで一緒に悩み汗をかく伴走者として、50年以上選ばれ続けてきました。これからも、全社でwebに関するリテラシーを高め、お客様からより相談される存在になるべく取り組んでいきます。
・ウェブ解析士に採用の相談したい
・採用マーケティングの話を聞きたい
・業務を効率化したい
・採用コストを下げたい
・会社のWEBサイトの解析を依頼したい
・採用サイトをリニューアルしたい
などなど、ぜひご相談ください。
採用成功事例
①ルート営業:正社員(全国)
予算 | 50~66万円 |
期間 | 1か月 |
応募数 | 10 |
応募単価 | 5~6600円 |
【ポイント】 見せ方を変える
職種名を「ルート営業」と「サービススタッフ」の二通りで掲載しターゲットを拡大。
②レジ、精肉鮮魚スタッフ:アルバイト・パート(福岡)
予算 | 64万円 |
期間 | 6か月 |
応募数 | 129 |
応募単価 | 4961円 |
【ポイント1】 採用計画の工夫
採用時期を考慮しターゲットに合わせた採用計画を設計。
【ポイント2】 案件難易度ごとの工夫
全9職種10原稿(レジを朝と夕方で分けたため)運用。
前期で応募傾向を判断し、後期は前期の情報をもとにキャンペーンを構築。
③介護職:正社員・契約社員(全国)
予算 | 210万円 |
期間 | 6か月 |
応募数 | 228 |
応募単価 | 9211円 |
【ポイント1】 英語求人の作成
英語を併記することで日本語識字能力の高くない方に対してもリーチできるように工夫。
【ポイント2】 ビザごと(既存の在留資格・特定技能ビザ)のキャンペーン分け
流入数が大きく変わると予測しCPわけを実施。
④資格取得のための講師:正社員(静岡)
予算 | 10万円 |
期間 | 1か月 |
応募数 | 3 |
応募単価 | 0円 ※経験者向けの採用だったが有料運用前に無料枠掲載で充足! |
【ポイント】 業界に関連のある職種名に変更
「介護の資格養成講座の非常勤講師」ではカテゴリー分類的に介護との関連が薄いので、
採用市場レポートをもとに「介護の資格養成講座の指導員」として掲載。
お問い合わせ
電話番号:0120-880-935 (受付時間 9:00-18:00)