会社の“体温”を届けたい。よんクスポスト「社外広報班」が紡ぐ、リアルな物語の裏側
近年、企業における重要な経営課題の一つとして「従業員エンゲージメント」が注目されています。「職場(企業・団体)と従業員の関係性」や「自社と顧客との関係性」を指す言葉ですが、単なる従業員満足度やモチベーションとは異なり、会社と個人の相互信頼関係を表すのがエンゲージメントとなります。
トーコンでは企業文化を醸成し、従業員同士のエンゲージメントを高めるために「よんクスポスト」という取り組みを行っています。
これは「感謝」「賞賛」「学び」「協力」の4つの視点から、日々の業務で感じたことを共有するもの。
このよんクスポストの詳しい説明はこちら。
よんクスポストの運用は、社内のプロジェクトチーム内で役割分担をしています。
今回、このよんクスポスト裏側を支えるメンバーへインタビューを実施しました。第三弾はよんクスポストのカルチャーを発信する【社外広報班】のKさんに話を伺いました。
K.Rさん
事業開発室,組織支援G組織コンサルティングチーム ディレクター/2014年入社
「よんクスポスト」プロジェクトに社外広報班として参加。社外向けメディアを通じて、トーコンのカルチャーを発信する活動を担っています。

よんクスポストの社外広報班ってどんなことをするの?
私たち社外広報班が担っているのは、よんクスポストの取り組みを、トーコンのオウンドメディア『TOKON NEWS』を通じて発信することです。私たちが大切にしているのは、発信内容を「施策の紹介」で終わらせないこと。そのために、あえて客観的な視点を持てる私たちが、プロジェクトに関わる社員に必ず直接インタビューをしています。
本人の言葉で、リアルな感情や本音、さらには「温度感」を伝えることを何よりも大切にしています。
以前、記事作成のインタビューで支社のメンバーにお話を伺ったことがあります。彼女の何気ない行動が、大きな研修プロジェクトに繋がったのですが、ご本人は「そんな大したことじゃない」と謙遜されていました。でも、第三者から見ればそれは素晴らしい一歩なんです。こうした「本人は当たり前だと思っているけれど、実はすごいこと」に光を当てられるのが、この活動の面白いところですね。
また、インタビューも含め自社のカルチャーを発信していく取り組みは、お客様の組織課題を解決する自身の仕事との親和性もとても高いと感じています。お客様に組織エンゲージメントの話をする上で、自社でプロジェクトに携わった経験は大きな強みになります。
成功も失敗も含めたリアルな経験を語れることは、お客様との信頼関係にも繋がると考えています。
社外だけでなく、社内にも。ストーリーを展開していく。
よんクスポストの取り組みを発信していく上で、常に「社外」と「社内」、両方の読者を意識しています。
「社外」に向けては、例えば従業員エンゲージメントに課題を感じている企業の方々には、自分たちのリアルな取り組みを知っていただきたいです。成功事例だけでなく、「実はこんなことに苦労している」という舞台裏も隠さずお見せすることで、課題を感じていらっしゃる企業の方々のヒントになればと思っています。

そして、それと同じくらい「社内」に向けての発信、という側面も大事にしています。
プロジェクトを通して、社内での広報も積極的に行っていますが、実際社員の「全員」がよんクスポストを積極的に使っている…という段階にはまだ至っていないのが現状です。だからこそ、「こんな風に活用している人がいるんだ」「この活動にはこんなプラスの効果があるんだ」と知ってもらうきっかけになって欲しいと思っています。記事を読んだことがきっかけで、インタビューされた社員との間に新しい会話が生まれたり、「自分も使ってみようかな」と思ってもらえたりしたら、最高ですね。
そのために、記事を作成する上では誰が読んでも分かりやすい言葉を選ぶこと。そして、特定の誰かを傷つけたり、何かを否定したりしない、肯定的な表現を貫くことを大切にしています。
活動の先に見据える未来。社内外に届けたい本当の価値とは?
実は社外広報班としての、明確なゴール設定はまだプロジェクトを通してディスカッション中です。ただ、目指したい方向性はいくつかあります。
一つは、「営業の現場で活用されるツール」になること。お客様との雑談の中でエンゲージメントの話になった時、「そういえば、うちでこんな取り組みをやっているんですよ!」と、この記事を見せながら紹介できる。そんな風に、営業担当者がトーコンのカルチャーを語りやすくなるための一助になれたら嬉しいです。
そして、社外の方々から「トーコンさんらしい取り組みだね」と言ってもらえるような、会社の“らしさ”を形作る要素の一つになれたら、とも思います。

社内に向けては、この記事が社内広報班の活動とも連携し、相乗効果を生み出していくことです。社外広報班の記事が、よんクスポストの利用促進や、社員同士のコミュニケーション活性化のきっかけになる。それぞれの班がそれぞれの場所で活動しながらも、目指すところは同じ。そんな一体感をこれからも醸成していきたいですね。
こうした見えない部分に光を当てることが、エンゲージメントの向上につながると信じています!
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「よんクスポスト・社内広報班」の紹介は以上となります。
エンゲージメントは、単なる従業員満足度やモチベーションとは異なり、会社と従業員、そして従業員間の相互信頼関係を表すもの。しかし、リモートワークの浸透や働き方の多様化によりその維持・向上が困難になっていることに悩んでいる企業様も多いのが現状です。従業員間のコミュニケーションを活性化させ、新たな事業アイデアや、業務の改善を促進するきっかけとして、弊社のこうした取り組みに興味をお持ちの企業様はお気軽にお問い合わせください。
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