2026卒採用はまだ間に合う!Indeedで新卒×若手 同時に応募獲得した事例
「もう26卒採用は手遅れかもしれない」そう感じていませんか。リクナビ2026で活動中の学生が1万人を切り、多くの企業が採用活動の終了を検討し始めています。しかし、実は今からでも十分にチャンスがあります。2025年10月1日時点での内定率は93.9%と高い水準ですが、視点を変えれば活動を続けている学生や、1社内定で迷いを抱える学生、さらには若手の中途人材など、狙うべきターゲットはまだ残されています。実際に、ある企業ではIndeed を活用し、わずか1ヶ月で応募80件を獲得し、有効応募17名のうち、新卒と若手中途を合わせて12名が面接に進むという成果を上げました。本記事では、2026卒採用の現状と、Indeedで新卒と若手から同時に応募獲得する方法を、具体的な事例とともに解説します。
【この記事でわかること】
・2026卒採用市場の最新状況と、内定率93.9%でも残されている3つの採用チャンス
・Indeedが2026卒採用に有効な理由と、リクナビとの決定的な違い
・1ヶ月で応募80件を獲得したIT企業の具体的な運用実績事例
目次
1.2026卒採用市場の現状【2025年10月1日時点】
内定率93.9%でも残されている採用機会
株式会社インディードリクルートパートナーズの就職プロセス調査(2026年卒)によると、2025年10月1日時点での2026卒の就職内定率は93.9%に達しています。この数字だけを見ると、「もう採用できる学生はほとんどいない」と感じるのも無理はありません。しかし、データを詳しく見ていくと、実は採用のチャンスはまだ十分に残されていることがわかります。
【POINT】
注目すべきは、内定率93.9%という数字の裏側です。これは「内定を保有している学生の割合」であり、「就職活動を完全に終えた学生の割合」ではありません。つまり、内定を持ちながらも「本当にこの会社でいいのか」と迷い、活動を続けている学生が一定数存在するということです。
活動を続ける内定未取得者は約5%
学生全体で見ると、2025年10月1日時点での就職活動実施率は7.1%まで低下しています。しかし、この数字を内定の有無で分けて見ると、まったく違う景色が見えてきます。
内定未取得者に限定すると、実に50.6%もの学生が活動を継続しています。2026卒の学生総数を考えれば、この50%強の内定未取得者は決して無視できる数ではありません。彼らは真剣に就職先を探しており、企業からのアプローチを待っている状態です。
また、この時期まで活動を続けている学生には、特定の理由があります。地方から首都圏への就職を希望する学生、特定の業界や職種にこだわりを持つ学生、公務員試験との併願で民間企業への切り替えを検討している学生など、それぞれに事情があります。このような学生は、むしろ入社への意欲が高く、ミスマッチが少ない傾向にあります。
1社内定学生の心変わりに注目
今年の採用市場で特に注目すべきなのが、内定保有企業数の少なさです。2026卒学生の内定保有企業数は平均1.08社と、ほぼ「1社内定」で就職活動を終える学生が主流となっています。
この状況は、企業にとって新たなチャンスを意味します。1社しか内定を持たない学生は、内定式や入社前研修を経験する中で「本当にこの会社で良かったのだろうか」という不安や迷いを抱きやすいのです。特に、同期入社予定者との交流や、実際の業務内容を知る機会を通じて、自分のキャリアビジョンとのギャップを感じる学生も少なくありません。
実際、10月以降は内定辞退が増加する傾向にあります。これは、学生が冷静に自分の選択を見直す時期だからです。つまり、この時期に魅力的な求人を提示できれば、1社内定の学生を振り向かせることも十分に可能だということです。
【2026卒採用市場のポイント】
・内定率93.9%だが、内定未取得者の50.6%は活動継続中
・内定保有企業数は平均1.08社で、学生の選択肢は限られている
・10月以降は内定辞退が増える傾向にあり、採用チャンスが広がる
2. 終盤戦の2026卒採用でアプローチする3つの層
①内定未取得で活動継続中の学生
最も明確なターゲットは、内定を持たずに活動を続けている学生層です。前述の通り、内定未取得者の50.6%が就職活動を継続しており、企業からのアプローチを待っています。
この時期まで内定を得られていない理由はさまざまです。大手企業志向が強く、なかなか内定に至らなかった学生もいれば、公務員試験や資格試験と併願していた学生もいます。また、地方在住で首都圏への就職を希望する学生は、移動コストの問題で選考に参加できる企業数が限られていたケースもあります。
重要なのは、この時期の学生は「早く就職先を決めたい」という焦りと、「妥協はしたくない」という希望の両方を抱えているということです。だからこそ、企業の魅力や働く環境をしっかりと伝え、学生の不安を解消することができれば、他社よりも有利に採用活動を進められます。
②1社内定で迷いが生じている学生
見落とされがちですが、実は大きなポテンシャルを持つのが、1社内定で迷いを抱えている学生層です。内定保有企業数1.08社という数字が示すように、今年の学生の多くは選択肢を持たないまま就職活動を終えています。
この状況で、内定式や入社前研修に参加した学生が感じるのは「比較対象がないまま決めてしまった」という不安です。同期予定者との交流で自分との価値観の違いを感じたり、業務内容の説明を聞いて想像とのギャップを感じたりすることで、「他の選択肢も見てみたい」という気持ちが芽生えます。
こうした学生は、表面上は就職活動を終えているように見えますが、実は良い求人があれば内定辞退も視野に入れています。Indeed のような求人サイトを閲覧する可能性も高く、魅力的な求人情報を適切に届けることで、採用につながるケースが増えています。
③「若手採用」という視点で見る
2026卒採用という枠組みにとらわれず、「若手人材の獲得」という視点で採用活動を見直すと、さらに大きな可能性が広がります。新卒採用にこだわらず、若手の中途採用も同時に進めることで、採用の選択肢は大きく広がります。
若手人材には、第二新卒、既卒、フリーターなど、さまざまな層が含まれます。彼らの中には、新卒で入社した会社が合わず転職を考えている人、一度社会人を経験したからこそ自分のキャリアを真剣に考え直している人など、高い就業意欲を持つ人材が多く存在します。
特に、コロナ禍での就職活動を経験した22卒から24卒の世代は、オンライン面接が中心で企業理解が不十分なまま入社を決めたケースも多く、早期離職率が高い傾向にあります。こうした若手は、しっかりとした企業理解のもとで次のキャリアを選びたいと考えており、丁寧な情報提供と誠実な対応をする企業に魅力を感じます。
新卒と若手中途を同時に募集することで、採用の効率も上がります。求人広告の予算を分散させるのではなく、「若手人材」という大きなくくりで募集をかけることで、より多くの応募者にリーチできるのです。
【企業がアプローチすべき3つの層】
内定未取得者: 活動継続中の学生の半数以上
1社内定者: 迷いを抱えている可能性が高い
若手人材: 第二新卒や既卒も含めた幅広い層

3. なぜIndeedが2026卒採用に有効なのか
リクナビとの決定的な違い
多くの企業が新卒採用でリクナビを活用していますが、10月1日時点でリクナビ2026の活動学生数は1万人を切っています。(※)これは、リクナビが「就職活動のスタート時期に登録し、内定が決まったら利用をやめる」という使われ方をされているからです。
※直近30日以内にリクナビ2026でエントリーもしくは説明会予約した学生の人数(2025年10月16日時点では7400人 弊社(株式会社トーコン)調べ)
一方、Indeedは世界中で広く使用されている求人配信プラットフォームで、新卒だけでなく中途採用、アルバイト、パートなど、あらゆる雇用形態の求職者が日常的に利用しています。月間訪問数は2,390万人(※)で、その中には2026卒の学生も、若手の転職希望者も含まれると考えられます。
※SimilarWeb 2024年7月総訪問数
さらに重要なのは、Indeedを利用する求職者の行動パターンです。リクナビのようなナビサイトは「登録して、企業を探して、エントリーする」という能動的なステップが必要ですが、Indeedは登録をしなくても気軽に使えます。「なんとなく求人を見てみる」という段階の求職者にもリーチできるため、潜在的な転職希望者や、まだ活動を始めていない層にもアプローチが可能です。
新卒と若手中途を同時にアプローチできる強み
Indeedの強みは、新卒採用と若手中途採用を一つのプラットフォーム内で同時に進められることです。従来の採用活動では、新卒はリクナビ、中途は転職サイトと、媒体を分けて掲載する必要がありました。これは採用担当者の工数を倍増させていました。
今回の事例では、求人原稿は「新卒向け」と「若手中途向け」と分けて求職者側からの見え方は区別していますが、企業側としては「若手のシステムエンジニアを採用する」という同じ目的に向かって、応募者対応を進めていきました。Indeed 内で、新卒と若手の採用を同時進行できるため、工数を抑えて効率的に採用活動を行うことができます。
Indeedの求職者への圧倒的な認知力
Indeedの強みは、GoogleやYahoo!での検索結果にも上位表示されるよう最適化されており、求職者に圧倒的に浸透していることです。
Indeedの月間利用者数は2,390 万(※1)以上で、世界No.1の求人サイト(※2)として、5.8億件の求職者プロフィールの利用(※3)を記録しています。
毎月新規掲載される求人情報数は180万件で、多くの企業から選ばれています。もはや採用活動を成功させるには欠かせないサービスです。
※1 SimilarWeb 2024年7月総訪問数
※2 Comscore 2024年3月総訪問数
※3 Indeed 調べ(ワールドワイド)、固有の認証済みメールアドレスを使用した求職者アカウント数
クリック課金制で無駄なコストを削減
また、Indeedはクリック課金制であることも予算が限られている中小企業には見逃せないポイントです。
リクナビなどのナビサイトは掲載期間に応じた固定費用ですが、Indeedはクリック課金制です。求職者が実際に求人をクリックしたときだけ費用が発生するため、広告費を抑えられます。また、予算の上限設定ができるため、想定外のコスト増加を防ぐこともできます。
4. 【成功事例】Indeedで応募80件!新卒×若手から同時応募獲得
IT企業の採用課題
ここでは、Indeedを活用し大きな成果を上げたトーコンで支援させていただいた企業の事例をご紹介します。
<企業プロフィール>
業種: IT業界
従業員規模: 250〜500名
募集職種: システムエンジニア
この企業が抱えていた課題は、多くの中小IT企業と共通するものでした。リクナビでの新卒採用は活動学生の減少で応募が伸び悩み、かといって中途採用サイトに別途予算をかける余裕もない。そこで、2026卒の新卒採用と若手の中途採用を同時に進められるIndeedの活用を決断しました。
1ヶ月間の運用結果(詳細データ)
結果は、目標を大きく上回るものでした。以下が、9月1日から30日までの1ヶ月間の運用実績です。
<有料掲載>
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 掲載期間 | 9月1日〜30日(30日間) |
| 運用費用 | 700,000円 |
| 求人表示回数 | 11,891回 |
| クリック数 | 771回 |
| クリック率 | 6.48% |
| 応募数 | 64件 |
| 応募率 | 8.3% |
| クリック単価 | 908円 |
| 応募単価 | 10,937円 |
<無料掲載>
有料掲載の他に、無料掲載も行いました。無料掲載からの応募数:16件
1ヶ月で、有料掲載で応募64件、無料掲載で応募16件、合計で80件の応募を獲得しました。さらに注目すべきは応募者の内訳です。以下のような結果でした。
応募者の属性
- 日本国籍の応募者: 29名(全体の約36%)
- 有効応募(書類選考通過): 17名
- 20代の割合: 約70%
選考進捗状況
- 新卒採用: 5名が選考進行中
- 1次面接調整中: 4名
- 代表面接へ進行: 1名
- 若手中途採用: 7名が選考進行中
- 1次面接調整中: 6名
- 選考継続中: 1名
合計12名が面接に進んでおり、当初の目標を大きく上回る結果となりました。応募単価10,937円という数字も、リクナビなどの新卒ナビサイトと比較して非常に効率的な水準です。

成功の要因分析
この企業がわずか1ヶ月で大きな成果を上げられた要因は、以下です。
【求める人物像の明確化と、魅力的な求人原稿作成】
求める人物像を、「若手のシステムエンジニアとして活躍できる人材」とし、そこからさらに「新卒向け」と「若手中途向け」に具体的な人物像を設定しました。
求人原稿は単なる業務内容の羅列ではなく、「入社後のキャリアパス」「実際の開発環境」「チームの雰囲気」など、求職者が知りたい情報を丁寧に記載しました。特に、リモートワークや柔軟な働き方など、「新卒向け」と「若手中途向け」に合わせて、それぞれに響くように言語化したことで、高いクリック率、応募率につながりました。
5. まとめ:2026卒採用×若手採用で採用課題を解決する
ここまでご紹介してきたように、2026卒採用の終盤戦においても、まだ十分なチャンスが残されています。次の3つの層に適切にアプローチすることで、採用の可能性は大きく広がります。
・内定未取得者
・1社内定で迷いを抱える学生
・第二新卒などの若手人材
重要なのは、「2026卒採用」という枠組みだけに固執しないことです。新卒採用と若手中途採用を別々のものとして考えるのではなく、「若手人材の採用」という統合的な視点で採用戦略を組み立てることで、効率的かつ効果的な採用活動が実現できます。
Indeedは、まさにこの統合的なアプローチを可能にします。リクナビのように新卒だけ、転職サイトのように中途だけという区分けではなく、一つの求人で両方の層に同時にリーチできる。これは、限られた採用予算と人員で成果を出さなければならない中小企業にとって、大きなメリットとなります。
2026卒採用でお困りの企業様、まだ諦める必要はありません。Indeedを活用すれば、新卒と若手人材を同時に応募獲得できる可能性が広がっています。
私たちトーコンは Indeedのプラチナムパートナーとして、企業様の採用活動に伴走してきました。取引社数も延べ5000社を超え、多くの企業様からIndeed運用のパートナーとして選ばれ続けています。
トーコンではIndeed運用専任チームがあり、徹底的に業務効率化しているため、運用手数料は0~10%で承っております。WEB広告業界では手数料を20~30%くらいに設定することが多いようです。
Indeed運用の代行サービスをご検討中の方は、お問い合わせフォームよりぜひご相談ください。ご相談は無料です。
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