- 内定辞退から、リスタートした就職活動。「制作職になりたい!」その思いだけで頑張っていました。
- 2018年に新卒で入社しました。元々高校時代からデザインに興味があって、将来はデザイン関係の仕事に就きたいなとぼんやりと考えていたんです。ただ当時は特別な勉強はしていなかったので、文化や芸術を幅広く学びながら、デザイン系のスキルを身に着けられたら…そう思って、大学では総合的な学部に通っていました。
在学中は制作職のインターンシップにも行っていて、その繋がりで、4年生の春にはとある制作会社さんから内定をいただくことになりました。ただ、ちょうどその承諾期限のタイミングで私が教育実習にいっていたんです。教員免許も取れる学科だったので。内定をいただいたことは嬉しかったですが、でも踏み切れない。本当に自分がやりたいことってなんだろうって悩み始めてしまって。結局、内定辞退を選択したんです。
そこから改めて、もう一度やりたいことを真剣に考えました。色々考えましたけど、でもやっぱり「制作職」がやりたい!と確信できたので、イチから就活を再開しました。色々な会社の制作職に応募して、ポートフォリオなども提出したのですが、他の学生さんたちと比べて自分は圧倒的にスキルが足りない…そう思い知らされました。トーコンに出会ったのは、実は就活もギリギリの3月。
スキルチェックや、ポートフォリオのクオリティだけでお見送りになった他の会社さんとは違って、トーコンはちゃんと私の話を聞いてくれて、私自身を知ろうとしてくれる、その姿勢がとっても嬉しかったんです。正直それまで「人材」「求人広告」について深く考えたことはなかったのですが、改めて自分なりに調べて、考えて。ここだったら頑張れる、そう信じて入社をきめました。
- 入社後の研修を通して、「制作職」のイメージややりたい事が、ガラッと変わったんです!
- 実は、学生時代は、”ゼロからイチを創る“、”自分の考えを形にする”ことが制作職の仕事だし、それこそがやりがいなんだ!って思っていたんです。
ただ、そのイメージは良い意味で入社後、壊されたと思っています(笑)
入社後最初の3ヵ月間は、他の営業職の同期と一緒に営業研修に参加しました。営業職を目指して入社した同期と比較すると、私は全然上手に話せなくて四苦八苦でした。ですが、ある時ありがたいことに、ある企業様にアポイントをいただけて、先輩に営業同行してもらったんですよね。
アポイント自体はとにかく緊張の連続だったのですが、終わった後に先輩から『説明はまだまだだったけど、熱意は伝わったと思うよ』とフィードバックをいただいて…。この一連の流れ…お客様が、私自身に期待をしてくれて、時間をいただける、話を聞いていただけるっていうことがすごく嬉しくって、ワクワクしたんですよ。
営業研修後も制作職としてお客様先に取材に伺わせていただくことが多数あって、お客様と直接お話が出来るワクワク感や、そこで聞けたお客様のことをいかに求職者の皆さんに伝えるか、そこを突きつめていく面白さ…私はココが大好きなんです。
なので、私にとって制作職の面白さは”ゼロからイチを創る“ことではなく”イチをどう伝えるか”をとことん考えること、そう変化していきました。
- デザインだけじゃなく、コピーやライティング、取材…。色々学べる・挑戦できるところが、大変だけど面白い!
- 3ヵ月の営業研修後、制作職として正式に配属になりました。IllustratorやPhotoshopは学生時代から学んでいたので、まずはそのソフトを使った簡単な修正やデザインからスタート。その後、徐々に発注や、コピー作成、ライティング、取材と色々な経験を積んでいく…と段階を踏んでいきました。
それでもやっぱり、新しいスキルを身に着けるときはとっても大変で…。私の場合は、2年目になった頃にライティングに挑戦し始めたのですが、どうやってお客様の仕事内容や魅力を文章にしていったら良いか、どうしたら求職者さんにとってわかりやすい文章になるのか…アイディアは出てくるのですが、「表現の仕方」を習得することに苦労した思い出があります。
もちろん、ライティング以外にもデザイン業務も同時並行で進めていくので、スケジュール的にも毎日結構厳しくて…。都度都度、先輩たちに相談したり、添削していただいたりしながら、とにかく頑張っていた記憶があります。
私自身、就活でとても苦労したので、「働く」ということ、制作のプロになる!ってことに覚悟があったんです。なので当時は正直辛かったですが、頑張るって決めていたので、先輩達に助けていただきながら乗り越えてきた…そう思います。
- 『あなたが担当してくれたから』この言葉が本当に嬉しい!お客様との距離が近いことは、トーコンの制作ならではだと思います!
- 少しずつ自分の出来ることを広げていく中でも、やっぱり1年目に感じた「お客様との接点」というのは、トーコンの制作職の特徴であり、私にとっては大きなやりがいの一つだと感じています。
入社2年目のときに担当させていただいた、パンメーカーのお客様がいらっしゃるのですが、求人広告のデザインを担当して無事採用成功したときに、社長様から『Oさんに担当してもらえたから良い人と出会えたんです!』って言っていただけて。ああすごく嬉しいなぁって素直に感じました。
実際営業さんと一緒に取材や商談にも参加させていただいて、社長のお話を聞いたり、創業時のことをインタビューしたりして。そうやってお客様のことを深く深く知ろうと頑張った仕事でもあったんですよね。でもこの「お客様のことを知る」っていうのは、ある意味トーコンでは営業でも制作でも当たり前のことなんです。そこを評価していただけたっていうことに、「今まで頑張ってきたことは間違いじゃない」って思えましたし、自分への自信にも繋がったと思います。
私は仕事をしていく上で、自分の思ったことを”まずは伝えてみる“という姿勢を大切にしています。取材でのインタビューの時でもそうですし、制作としてお話していく中で、お客様の課題解決にピッタリな商材があったら、自らその商材をご紹介してみる…ということもしています。ちょっと営業職っぽいですかね(笑)
「お客様がどんな悩み持っているのかを聞くことから、この仕事は始まる」…ココはまさに1年目に学んだこと。これからも、このスタンスを大事にしてお客様と向き合っていきたいなと思います。
今後のキャリア
5年目になり、制作職での業務は、一通りスキルが身についたと思います。
今後は、『自分で提案したものを自分で作れる』。そんな制作を目指したいなと思っています。
提案する商材に関しては、例えば求人広告とか、ホームぺージとか、色々あると思うのですが、そこに縛られることなくお客様の課題解決を一緒に考えて、それを形に出来る制作になりたいです。
そのためにも、これからもお客様との会話を楽しみながら、接点を大切にしていきたいと思います!