TOKON Picture Book PAGE.2

スペシャリストって言われると嬉しいですが、そんな大層なものじゃないですよ。
お客様に向き合うって点では一緒。

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H・I品質管理G 進行 リーダー
2011年中途入社
入社以来一貫して進行業務に携わる。
2017年からリーダーに。
今一番やりたいことは「家のレイアウト変更」。休日を楽しく過ごせる趣味を模索中。
リストラからの再就職。求職期間の辛さ・・・わかります!
2011年の2月に中途で入社しました。
実は前職もリクルート代理店で進行業務(※求人広告内の表記に各種規定の違反がないか等のチェックを行う仕事)をしていたのですが、当時のリーマンショックの影響でリストラにあってしまいまして…。
1年間無職でハローワークに通って就職活動をしていたところ、リクルートの渉外と呼ばれる代理店の窓口などをされていた方から、『トーコンが進行の経験者を探している』と紹介をいただき、入社したんです。
家族がいる中でこの無職の1年間は本当に辛かったです。
だからこそ、職を探す方々の力になりたい!という思いは、誰にも負けない自信があります!
実は憧れていたトーコンへの入社。顧客視点の大切さを改めて実感しました。
トーコンは昔からリクルートのキックオフの制作部門で良く表彰をされていて、前職時代にも評判をよく耳にしていたので、入社にあたりとてもワクワクしたのを覚えています。
経験者として入社したので、仕事内容にはすぐ慣れました。
ただ、色々な法律やメディアの規定・ルールはかなり頻繁に変わるんですよ。
何故変更になったか?という本質を理解して、カスタマーである求職者を守るためにも、しっかりと営業さんやお客様にお伝えしていかなければならない。
特にトーコンの営業さんは本当にお客様視点というか、お客様を大事にされる方が多いと感じたので、進行としてもその視点をちゃんと持って原稿チェックや入稿作業をしていかなければならないと強く感じました。
私はゴールキーパーじゃなく、一緒にフィールドを駆け抜けるプレーヤー。
実は私、クイズ大好き人間なんですよ(笑)若い皆さんは知らないかな…『アメリカ横断ウルトラクイズ』が大好きで。
知識欲というのでしょうか。情報を集めたり、物事の背景を知ったりすることに、すごくワクワクする。
前述したように、進行の業務は法律や規定・ルールを理解することが必要です。
ただ覚えるだけではなく、その背景や経緯まで知りに行って理解する。
ここってすごく自分自身の知識欲が満たされている部分でもあると思っているんです。
広告内のルールなどをお客様に直接説明するのは営業の皆さんのケースがほとんど。
だからこそ、まず自分がしっかりと情報を収集してどんな疑問にも答えられる状態で、目の前の営業さん、そしてその先のお客様の納得が得られるように『伝える』ことが大切。
やっぱり自分たち進行もお客様と向き合っているという意識は大切にしています。
サッカーに例えるなら、進行=ゴールキーパーというイメージを持たれる方も多いのかもしれませんが、私はそうは思っていません。
営業や制作の皆さんと一緒にフィールドを走っている意識というか…。
お客様に提案していくどの過程においても、自分から働きかけたり提案出来たりすることはあると思っています。
なので初稿の段階から、原稿の品質が保たれている提案をしていただけるように、という意識は常にありますね。
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社内・社外からの「ありがとう」は、やっぱり嬉しい。
長年この仕事に携わらせていただいているので、自分自身の経験値を活かして営業の皆さんやお客様に喜んでもらえることが嬉しいです。
毎日、莫大な数の求人広告の原稿を見ているので、文章の表現方法のバリエーションの知識は誰にも負けないと思っています(笑)
営業や制作の皆さんに原稿作りの段階からご相談いただいて、『「×××」という書き方はルール上出来ませんが、「〇〇〇」という書き方なら出来ますよ』と提案させていただいたときに、『それいいですね!』とお客様にお伝えいただき実際に掲載されたときは、とても嬉しいです!
単なる表現のテクニックという観点ではなく、お客様がその表現をしたい意図をしっかりと汲み取ることが大事だと思うので、その視点も大事にしています。
進行という仕事は、スペシャリスト、多くの原稿を間違いなくチェックするというイメージを持たれている方が多いかもしれません。
ただ、トーコンの進行はそれだけではないんです。社内への働きかけであったりコミュニケーションも大事にしているところが特徴だと思います。

今後のキャリア

進行は専門的な仕事ですが、自分一人で完結できる仕事ではありません。
そういった意味でも、社内に対しても社外に対しても、もっともっと視野を広く持っていかないといけないと感じています。視野を広げた上で、発信したり協力を仰いだり、多様なトライを重ねることで、次のステージが見えてくると思っています。
まずはそこからですね(笑)