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長年の未達を打破!150名の行動を変えた評価制度の力

長年の未達を打破!150名の行動を変えた評価制度の力

 

「評価制度を導入したけれど現場が形骸化している」

「不満が出そうで給与改定に踏み切れない」

 

これらは多くの企業様が抱える共通の課題です。

「評価制度を機能させ、目標を達成するにはどうすればいいのか」と悩んでいた150名規模の歯科医療機器商社様が、いかにして長年の売上目標未達を打破したのか。第三者の視点を入れることで見えてきた、評価を『自分ごと』にして組織を動かすための対話の裏側と、行動変容のヒントをお伝えします。

長年続いた目標未達の壁。経営陣を悩ませた「形骸化への懸念」

歯科医療の現場を支える150名規模の総合商社様。堅実なビジネスを展開する一方で、経営陣はある「重い課題」に頭を悩ませていました。それは、売上目標が何期も連続で未達に終わっているという事実です。

社員にはもっと目標に対して意欲的に取り組んでほしい。しかし、安易に評価を給与(報酬)に連動させれば、「不公平だ」と現場から強い反発が起きたり、最悪の場合は社員の離職に繋がったりするのではないか。経営陣や人事担当者は、そんな「現場の反発や、制度の形骸化に対する不安」から、次の一歩に踏み切れないジレンマを抱えていらっしゃったのです。

目標が未達でも給与が変わらない現状では、社員が会社の目標を「どこか他人事」と捉えてしまうのも無理はありません。能力はあるのに、目標への執着心が薄れてしまう――。この「組織の諦めムード」をどうやって打破すべきか、大きな決断を迫られていました。

「査定」ではなく「支援」。報酬連動を成功へ導いた2つの事前準備

評価を給与に連動させるという大きな決断。しかし、同社は焦って制度をスタートさせることはしませんでした。混乱を避け、現場に納得してもらうために、まずは「あえて2年」という長いトライアル期間を設けたのです。

この2年間、実際に制度を運用しながら何度もシミュレーションを重ね、現場の不公平感がないように評価項目のブラッシュアップを繰り返しました。制度の穴を本番前に徹底的に塞ぐことで、いざ正式スタートとなった際の現場の不安や不信感を最小限に抑える手厚い設計を施したのです。

もう一つの重要な鍵が、同時並行で何度も実施した「評価者研修」でした。ここで伝えたのは、評価制度の真の重要性と、評価者(管理職)の定義。評価者とは「部下を査定して評価を下す人」ではなく、「部下の目標達成を一緒に支援するパートナー」であるという新しいマインドを組織へ徹底的に浸透させていきました。

「成長が給与に繋がる!」意識変革がもたらした念願の経営目標達成

2年間の徹底した準備を経て、いよいよ前期から正式に「報酬連動」をスタート。社員に対して「目標達成が自身の成長に繋がり、それがしっかりと給与として還元される」ことを正式発表しました。
すると、現場の動きは一変。100名を超える組織規模であっても、評価項目への納得感と『成長支援』の風土が土台にあったため、メンバーの行動変容が劇的に起き、目標に対する執着心が急上昇したのです。「どうせやっても変わらない」という諦めから、「自分たちの頑張りで勝ち取る」という主体性へと組織の意識がシフトしていきました。
その結果、長年どうしても届かなかった売上目標をクリアし、念願の経営目標を達成。実際に給与として還元されたことで、社員のやる気をさらに高めることができました。

そうした変化を見守られていたご担当者様からは、次のようなお言葉をいただくことができました。

「スタート当初は、評価制度を報酬に紐づけることで現場に不満が広がらないか不安でした。しかし、評価者を部下のパートナーとして位置づけ、愚直に対話を重ねてきたことで、驚くほどスムーズに報酬連動へ移行できました。社員が目標達成を『自分ごと』として捉え、意欲的に動いてくれるようになった姿を見て、制度は運用によって初めて生きてくるのだと確信しています」

制度は作ってからが本番。業績を上げ続けるための3つのステップ

評価制度は単なる「給与を決める道具」ではありません。今回の成功が証明したのは、「運用の中で評価者のマインドを育て、評価を『自分ごと』にすることこそが、最終的に業績へと繋がる」という組織運営の本質です。彼らが身につけた「目標への執着心」を、現場でもさらに伸ばしていくためのヒントとして、以下の3つの視点をご提案します。

💡「なぜこの制度が必要なのか」を経営陣の言葉で語る:制度を形骸化させないためには、トップがその重要性と「社員の成長を願う想い」を繰り返し発信し続けることが不可欠です。

💡評価者を「成長の支援者(パートナー)」として再定義する:査定するだけの関係を脱し、部下の目標達成を二人三脚で支えるカルチャーへと移行します。

💡目標達成に向けた前向きなコミュニケーションの習慣化:定期的な1on1や対話を通じて、評価を押し付けではなく「成長の実感と次のアクションへの気づき」の場にします。

人材マネジメントにおいて、「すべてを社内のリソースだけで完結させなければならない」ということはありません。制度の形骸化に悩んだときや、評価者の育成・指導に迷ったときは、外部の客観的な視点やプロの力を頼ることも有効な選択肢の一つです。

私たちトーコンは、単なる「評価制度の構築屋」ではなく、企業の未来を支える組織づくりの「伴走者」でありたいと考えています。「人」が育つプロセスには、正解のない問いが数多く存在します。だからこそ、現場の皆様と共に彼らの可能性を信じ、確かな成長へと繋げていきたいのです。

次年度に向けた評価運用の見直しや、評価者研修の設計、あるいは「今の管理職の指導力に少し悩んでいる」といった小さなご相談でも構いません。ぜひお気軽に、私たちトーコンへお声がけください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。課題の解決や具体的なアプローチについてのご相談は、ページ下部のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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