【評価制度事例】院長一人が頑張る経営から脱出!スタッフの成長支援からやりがいを高め、従業員生産性をUPさせた評価制度
トーコンニュース編集部です。
今回は歯科医院で人事評価制度を導入した事例をご紹介します。
運用3年目には一人当たりの生産性が1.4倍に。
評価制度の導入に迷われている方は、
ぜひ参考にしてみてください。
抱えていた課題
まず、抱えていた課題を確認。以下の点が浮かび上がってきました。
・医院とスタッフの考え方の不一致
・連鎖退職
・仕事のモチベーション低下
・売上ダウン
多くの歯科医院も同じような課題を抱えていらっしゃるかもしれません。
医院の目指している方向(理念)がスタッフに浸透しておらず、
組織として不安定な状態。
仕事に対するモチベーションも低下し、付随するように売り上げもダウン。
こうした課題を解決し、ワクワク楽しく働くことができる環境を作るために「評価制度」の導入をいたしました。
解決への取り組み
課題解決のために、評価制度を通じて以下の取り組みを実施。
①成果とプロセスをセットで目標設定
②定期面談で進捗相談とモチベーション支援
③評価者の目標設定力・承認力のスキルUP
④成果とプロセスを点数化し、進捗管理
成果に繋げるために「どんな行動をすればいいか」を目標として設定する事で明確化。
目標にはスタッフ自身のこんな仕事がしたいという希望はもちろんのこと、
こういう事をして欲しいという医院の想いも盛り込むことができます。
設定した目標に対し、定期的な面談で進捗の確認・相談や、
日頃感じている事などもオープンに話し合う事でコミュニケーションも活発化。
また、設定した目標に対する達成度合いに応じて評価が決まるので、
やるべき事や給与基準もハッキリし、モチベーションも向上しました。
見えてきた変化
評価制度の運用をすることで、医院に変化が出てきました。
✓医院とスタッフの向かう方向が一致し、コミュニケーション改善
✓成功例を共有しマネする文化が生まれ、DHの自費率UP
✓MOTサイクルの理解と浸透が始まり、キャンセル率が低下
評価制度を導入する事で実現できたのは、まず医院とスタッフの認識のズレを無くすということ。
定期面談という場を使ってズレを解消し、同じ方向を向いて進むことが出来るようになりました。
また、身に付いた力を自覚化・常態化する事にも繋がり、
成功事例も共有、マネをする文化へと変化。
チーム全体の業務品質の向上を実現しました。
スタッフ数も生産性もUP
評価制度を3年間運用したことにより、変化は実数にも現れました。
人数は7名から8.5名(非常勤0.5名)に!
一人当たりの生産性は90.6万/月 → 129.4万/月 へとUP
評価制度を導入し、組織としての改善が行なわれ、全体の業務品質が向上。
売り上げが改善し、結果として採用にも好影響が。
スタッフさんには簡単で負荷がなく導入でき、成長実感体験が可視化でき、
医院長側は目指す方向の打ち手が明確になれる仕組み。
これが評価制度の本質です。
評価制度は給与を決めるだけではない
評価制度=スタッフの処遇を決めるものではありません。
歯科医院がスタッフの給与を決めるために評価制度を入れるという発想で導入すると必ず失敗します。
評価制度は人材育成に使えるもので、規模に関係なく歯科医院でも活用できる仕組みです。
それでも、導入のハードルが高い、運用が難しそう。と感じる方も多いかと思います。
実際に過去に評価制度を導入したものの、自社で運用ができず、額縁理念化&評価の形骸化を招いてしまったのでまた導入するには不安が大きいという歯科医院様もいらっしゃいます。
だからこそ、私たちトーコンが介在している価値があります。
トーコンが提供している評価制度は、導入したら終わり。ではありません。
導入後の運用はもちろん、社員の方々へのご説明や評価者の研修など、運用後もサポートし続けます。
「人事評価BPOから始まる理念浸透・育成・採用支援」
これが私たちの強みであり提供している価値でもあります。
評価制度を通じて理念浸透、各スタッフのスキルアップ意欲の向上を行い、
業務品質を改善し業績UP、積極的な採用もできるようになり事業拡大という好循環を生み出す。
求人広告は、企業の魅力を伝える力がある
評価制度は、企業の魅力を作りだす力がある
どちらも行うことで最高の採用ができる
これが長きにわたり採用領域に携わっているトーコンの考えです。
お客様と共に最高の採用を実現するために、評価制度の提供も行っております。
ワクワク楽しく働く事の出来る魅力的な環境づくりの為にも、評価制度の導入を考えてみてはいかがでしょうか。
お気軽にご相談くださいませ。まずは課題の可視化から始めてみませんか?
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電話番号:0120-880-935 (受付時間 9:00-18:00)