オフィスの在り方から考えるトーコンの新しい働き方とは?～2025SpecialContents

2025年01月09日

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謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。

弊社では、昨年2024年10月企業としてひとつの節目となります第60期がスタート、テーマは「Connect～つなぐ・つなげる・つながる to the 70th～」。社内、社外ともにつながりを大切に、より広く・深くつながりを創り出していく意気込みを宣言いたしました。
その取り組みの一環として昨年末、東京オフィスを「WORK PARK」という新コンセプトでリニューアルいたしました。

2020年3月、新型コロナウイルス感染拡大を契機にリモートワークを開始。その後出社とリモートを組み合わせた働き方、いわゆるハイブリッド型へと移行、現在も出社率は全社で２割程度となっております。
にもかかわらず、この度どうしてリアル・オフィスの大規模リニューアルを行ったのか？
改めて”オフィスの意義”を見直した、弊社の想いをお伝えさせて頂きます。実際にオフィスの見学を希望される場合は、本記事の最後に見学受付の問合せ先を記載しておりますのでぜひお気軽にお申し付けください。

レイアウト変更の背景

2020年3月以降、新型コロナウイルスが急速に拡大したことを受け、トーコンでは従業員、また関わる皆さまの幅広い安全性を考慮しリモートワークの導入を決定いたしました。
各種DXツールの導入や制度の見直しなどを急速に進め、現在では出社とリモートを組み合わせたハイブリッド型勤務を推進。出社率は全社で２割に。それに伴い、東京ではコロナ以前４つのオフィスを利用していましたが、2020年以降半分に集約しました。

同時に従業員に対しては、自らが最もパフォーマンスが出せる場所・手段を、自分の意志で選択できる自律・自走を求め、研修や各種イベントなどもアップデートしてまいりました。

…そうした中で、新たに生じたのは「リモートワークの環境下で、あえて出社するからこそ得られること、リアルだからこそできることがあるのではないか」という意見でした。

そもそも、オフィスは何のためにあるのか？

コロナ以前はオフィス=仕事をするために「執務スペース」という考え方でしたが、現在仕事は場所を問わず様々なところで実施可能です。であれば、あえて出社をする必要というのは「コミュニケーション」、特に組織や事業が多様化する中では偶発的で横断的なコミュニケーションが取りやすくなる。その結果得られる安心感や、新たな気づきや発見といったことこそがリアルだからこそできることだと定義をいたしました。

部署・役職を超えて関係構築がしやすくなる。この目的を実現するための一つの手段として、オフィスリニューアルを決断いたしました。

新オフィスのコンセプト

弊社の経営理念である「仕事はワクワク楽しく。」から着想を得て、人と人をつなぎ、心身の余裕・ゆとりをあたえてくれる公園（Park）のように
社員同士のコミュニケーションを活性化させ、共にワクワクしながら働く（Work）ことができるようなオフィスにしたい。…という思いで設定されたコンセプトが「WORK PARK」です。

オフィス概要

実際のオフィスレイアウトはこのようになり、床の貼り分けにより各種ゾーニングされています。

例えば、芝生のようなグリーン、また陸上競技のトラックを想起させるデザインは弊社のミッションである「顧客の事業成功に伴走する」と紐づいております。こちらは「Communicate Work Area」と呼ばれています。

また、フローリング調の「Refresh Work Area」。こちらは「働く」も「休憩」もどちらにも最適な様々な席の形が存在し、自然な雑談や交流が生まれ、リフレッシュがとりやすい空間となっています。

さらにブルー系で落ち着いた雰囲気の「Concentrate Area」は静かに集中が出来るエリア。デスクトップパネルなどを使い、周囲の視線を気にせず業務が出来る仕様になっています。

今後の展開

オフィスは作って終わりではなく、活用・運用が重要です。総務担当の声掛けにより、立候補でオフィスの運用に対する横断型のプロジェクトが発足。美化活動に始まり、コミュニケーション活性化への取組みが始まっています。

トーコンでは数年前からフリーアドレスを導入しておりますが、固定席化してしまっているのが実態です。部署・役職を超えて関係構築がしやすくなるという目的を達成するために、固定席化しないような仕組みづくりが次のステージとなります。

多くの従業員から「出社が楽しくなった」「これまでだと話すことの無かった他部署の社員と交流が生まれた」などの声が生まれており、オフィスという場所の在り様も、「会社から従業員へ伝えたいメッセージの媒介」だと再確認することが出来ました。また、2025年1月中旬には、もう１つの東京オフィス、本社である味岡オフィスもリニューアルを控えております。