【2024年最新版】Googleビジネスプロフィールの使い方完全ガイド～登録方法、MEO効果を高めるコツ～

2024年11月19日

Googleビジネスプロフィール

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本記事では、Googleビジネスプロフィール（旧：Googleマイビジネス）の登録方法から具体的な活用方法、MEO効果を高める運用のコツまで徹底解説します。

飲食店、美容室、小売り店など店舗ビジネスを展開している経営者様、広報担当者様必読の内容です。

スマートフォンでの検索が主流となった今、地域の店舗ビジネスにとって必須のツールとなったGoogleビジネスプロフィールの活用方法をマスターしましょう。

【この記事でわかること】
・Googleビジネスプロフィールの概略
・店舗ビジネスにおいてGoogleビジネスプロフィールを使うメリット
・Googleビジネスプロフィールの登録方法と始め方
・MEO効果を高める運用のコツ
・トーコンのMEOソリューション

1 Googleビジネスプロフィールとは
- 1.1 概要と基本機能
- 1.2 店舗ビジネスにとっての重要性
2 Googleビジネスプロフィールを利用するメリット
3 Googleビジネスプロフィールの登録方法・始め方
- 3.1 新規登録の手順
- 3.2 オーナー登録手順
4 Googleビジネスプロフィールでできること
5 MEO効果を高める運用のコツ
6 Googleビジネスプロフィールの注意点
7 トーコンがお手伝いできること
8 まとめ
9 お問い合わせ
10 Googleビジネスプロフィール関連のおすすめ記事

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップに店舗や企業の情報を無料で掲載・管理できるツールです。

概要と基本機能

Googleビジネスプロフィールを使用することで、以下の情報を管理・発信することができます。

・店舗の基本情報（住所、営業時間、電話番号など）を掲載
・写真や動画による店舗の視覚的な紹介
・お知らせや最新情報の投稿
・ユーザーからの口コミ管理

店舗ビジネスにとっての重要性

スマートフォンの普及により、「近くの飲食店」、「〇〇駅周辺の美容院」といった地域に密着した検索が増加しています。

【POINT】
Googleの調査によると、ローカル検索を行ったユーザーの約50%が1日以内に実際に店舗を訪れると言われています。

地域で店舗ビジネスを展開する企業にとって、このような「すぐに行動を起こす可能性が高いユーザー」にアプローチすることは、非常に有効です。Googleビジネスプロフィールを活用しない手はありません。

Googleビジネスプロフィールを利用するメリット

無料で始められる集客ツール

Googleビジネスプロフィールの最大の特徴は、すべての機能を無料で利用できることです。運用のコツを把握して活用すれば、集客効果も非常に高いと言えるでしょう。

パッと見て必要な情報をユーザーに届けられる

Googleビジネスプロフィールでは、通常のGoogle検索結果よりも上位に表示される特徴があります。ユーザーは求める情報を瞬時に得ることができます。

【ユーザーが得られる情報】
・地図と共に表示されることで視認性が高い
・電話番号や住所、営業時間などの重要情報がすぐに確認できる
・店舗の写真などの視覚情報を確認できる

地域集客への効果

Googleビジネスプロフィールは、特に地域密着型のビジネスに大きな効果を発揮します。近年では「ゼロクリックサーチ」と呼ばれる、Webサイトを訪問せずに必要な情報を得る検索行動が増加しています。

ゼロクリックリサーチとは……
ユーザーが検索エンジンで情報を調べた際、検索結果ページ上で必要な情報が直接表示され、リンクをクリックすることなく検索意図が完結する検索行動のこと。
(例)Googleで「今日の天気」を検索すると、検索結果ページの一部にその情報が即座に表示されます。リンクをクリックせずとも、必要な情報が得られ、検索行動が終了します。

ユーザーの「必要な情報をクイックに得たい」というニーズが高まっています。そのため、検索結果に表示される店舗情報の重要性が高まっていると言えるでしょう。

ユーザーの行動分析が可能

Googleビジネスプロフィールの「インサイト」機能を使用すると、以下のような分析が可能です。これらの情報は、店舗経営において重要なマーケティングデータになります。

【Googleビジネスプロフィールから分析できること】
・店舗情報がどのような検索ワードで表示されているか
・店舗情報を閲覧したユーザーの数
・ユーザーが取った行動（電話、Webサイト訪問、ルート検索など）の数
・競合他社との表示順位比較

Googleビジネスプロフィールの登録方法・始め方

Googleビジネスプロフィールは何もしなくても自動で作られる場合があります。「登録なんてした覚えがないけど、お店の情報が載っている！」という場合はGoogle側で自動生成された情報の可能性があります。

まずは、Googleマップで検索して店舗情報が出てくるがチェックしてみましょう！

店舗情報が検索結果に出てこない場合は新規登録する必要があります。

ここでは新規登録の手順と、すでに店舗情報が掲載されている場合のオーナー登録の手順を説明します。

新規登録の手順

すでに店舗としてGoogleアカウントを利用している場合はそのまま使う事ができますが、利用していない場合はGoogleアカウントを作成してからGoogleビジネスプロフィールの登録を行います。

Googleビジネスプロフィールの登録は以下の手順で行います。

1.Googleビジネスプロフィールの公式サイトにアクセス
2.「今すぐ管理」もしくは「管理を開始」をクリック
3.ビジネス名を入力
4.ビジネスカテゴリを選択
5.店舗の場所情報を追加（実店舗の場合）
6.サービス提供エリアを設定（訪問サービスの場合）
7.連絡先情報、WebサイトURLを入力
8.ビジネスオーナーである「確認」を実施

【POINT】
「ビジネス名」は正式な店舗名・会社名で登録しましょう。キャッチコピーなどは不要です。
（例）〇：株式会社トーコン　×：株式会社トーコン～とことんビジョンへ。～

【POINT】
「連絡先情報、WebサイトURLを入力」で、電話番号を登録しておけば、Googleビジネスプロフィール上からユーザーが電話をかける事ができます。顧客獲得の導線になりますので、登録を推奨いたします。Webサイトも同様に、サイトへの訪問者獲得に繋がりますので、お持ちでしたら登録を推奨いたします。

【POINT】
ビジネスのオーナーであるという事を確認できないと、Googleビジネスプロフィールの情報を管理することはできません。必ず「確認」まで実施しましょう！

確認方法はハガキのほかにも、メール、電話、動画という手段があります。これらはランダムでGoogleから要求されるので、こちらでコントロールすることはできません。

また最近は「動画」を要求されるケースも増えてきております。ただし、Googleの審査で一番通りにくいのも動画になります。もし確認方法が「動画」しかない場合は、専門のサポート会社に連絡することをおすすめします。

オーナー登録手順

すでにGoogleマップに店舗情報が掲載されている場合は、以下の手順でオーナー登録を行います。

1.Googleマップで店舗を検索
2.「このビジネスのオーナーですか？」をクリック
3.「管理を開始」をクリック
4.ビジネスオーナーである「確認」を実施

Googleビジネスプロフィールの登録方法を、実際に登録する画面を１つずつ丁寧に説明している資料を無料でダウンロードいただけます。こちらもご活用ください。

Googleビジネスプロフィールでできること

ここからは、店舗ビジネスにおいてGoogleビジネスプロフィールをどう活用できるか解説していきます。

店舗の基本情報を掲載できる

Googleビジネスプロフィールには次のような項目が掲載、編集可能です。

・基本情報（店舗名、住所、電話番号、営業時間）
・ビジネスの説明文、商品・サービス情報
・支払方法
・予約受付の可否
・駐車場の有無

【POINT】
上記の他に、以下の情報も載せることができます。
・車椅子対応のトイレや入口があるかなどのバリアフリー情報
・Wi-Fiの有無
・飲食店の場合は宅配・テイクアウトが可能か
・ジェンダーフリーのトイレがあるかなど
他の店舗と差別化できるアピールポイントはぜひ掲載しましょう。

写真・動画で店舗の雰囲気を伝える

Googleビジネスプロフィールは、オーナーもユーザーも店舗に関連する次のような写真を投稿できます。

・店舗外観・内装の写真
・商品・メニューの写真
・360度パノラマ写真
・30秒以内の動画コンテンツ

視覚的なコンテンツは、ユーザーの関心を引き、来店を促進する重要な要素です。

【POINT】
Googleの検索で検索上位に表示される店舗の写真を参考に、Googleから評価される写真を掲載しましょう。具体的には飲食店なら美味しそうな料理の写真、美容室なら店舗の内装やヘアスタイルの写真を載せましょう。

店舗の最新情報を「投稿」でお知らせできる

「投稿」機能を使って店舗から次のような情報発信が可能です。

・新商品やキャンペーンのお知らせ
・イベント情報
・営業時間の変更など重要なお知らせ
・特別セールや期間限定メニュー

ぜひ効果的に活用しましょう。

ユーザーから口コミをいただける場として活用できる

Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーが口コミを投稿できます。検索時に、良い口コミがあったら、ますます来店したくなりますよね。反対に悪い口コミばかりだと、ユーザーは来店をためらってしまうでしょう。

【POINT】
サービス・商品購入の際、55％の人が口コミを参考にしているというデータもあり、口コミは店舗の評価に大きく影響します。

店舗のオーナーはユーザーからの口コミへの返信が可能です。

・良い口コミには感謝を伝えましょう。
・「接客態度が悪い」など店舗に非がある口コミには、来店に対するお礼を伝えた上で、謝罪の言葉と、今後の改善策を伝えるなど誠実に対応しましょう。

また、虚偽の内容や嫌がらせなどの悪質な口コミはGoogleビジネスプロフィールのヘルプから、不適切な口コミを削除するよう Google に依頼することが可能です。

Google のポリシーに違反している口コミは削除されますが、内容に不満がある、気に入らないという理由で口コミを報告することはできません。

MEO効果を高める運用のコツ

Googleビジネスプロフィールは地域で店舗を構える場合、効果的に活用すべきツールであると言えるでしょう。ここからはMEO効果を高める運用についてお伝えします。

MEOとは…
MEOはMap Engine Optimizationの略で、GoogleマップやYahoo!地図といった地図検索エンジンで、自社の店舗や事業が上位に表示されるように最適化する手法のこと。MEOを行うことで、近隣で検索をしているユーザーに対して、上位表示され集客効果を高めることができます。

ローカル検索で上位表示に必要な3つの要素

Googleは、ローカル検索の順位決定要素として以下3つを公開しています。

・関連性：検索キーワードとビジネス情報の一致度
・距離：検索地点からの距離
・知名度：店舗の認知度や評判・レビュー（口コミ）

これらの要素を意識した情報更新が重要です。「関連性」、「知名度」は、Googleビジネスプロフィールの内容を充実させることで改善が可能です。

効果的な投稿の作り方

MEO効果を高める投稿作成のポイントは以下の通りです。

【POINT】
・定期的な更新
・季節やイベントに応じた情報発信
・ターゲットユーザーが検索しそうなキーワードの自然な使用
・写真や動画を効果的に活用した視覚的な訴求
・定期的な口コミ獲得

例えば、飲食店ならシーズンに合わせて「忘年会」や「新年会」などのキーワードを含めて、来店を促すような投稿をしたり、期間限定メニューを写真と共に紹介したりすることが有効です。

口コミ数アップへの施策

口コミへの対応は、MEO効果と顧客満足度の両方に影響を与えます。口コミを増やすためのポイントを解説します。

【POINT】満足度の高いサービス・商品を提供する

ユーザーの満足度が高ければ、自然に口コミも増えていきます。サービス、商品をブラッシュアップする企業努力は必須です。

【POINT】口コミしやすい導線を整える

GoogleビジネスプロフィールのページをQRコードにし、簡単にアクセスできるようにしましょう。

QRコードの作成方法の記事はこちらから↓
口コミを増やしたい！GoogleビジネスプロフィールのQRコードを作る方法

【POINT】口コミを依頼する

店舗のポップやフライヤー、メールマガジン、LINE公式アカウントでQRコードと共に「お客様のお声を聞かせてください。Googleでのレビューをお願いします」などのメッセージを添えて依頼しましょう。Googleのポリシーで口コミへの見返りや特典を用意することは禁止されています。

【POINT】口コミには誠実に対応する

感謝の気持ちを示す丁寧な返答、否定的な口コミへは建設的な返答で誠実に対応しましょう。

ローカル検索の順位決定要素の3つ「関連性」、「距離」、「知名度」について、具体例を入れて詳しく動画で説明してます。こちらも参考にしてみてください。

Googleビジネスプロフィールの注意点

登録や運用における注意点

以下の点に注意が必要です。

・「ビジネス名」は正式な店舗名・会社名で登録する。正式名称ではない集客につながりそうなキーワードを入れることはGoogleのガイドラインに違反し、アカウントが停止される恐れもあります。
（例）渋谷No.1のラーメン屋の「〇〇」など、正式な店舗名「〇〇」以外のキーワードを入れる
・投稿内容はGoogleのガイドラインを遵守する

やっていけないMEO対策を具体例を入れて詳しく動画で説明してます。こちらも参考にしてみてください。