Indeedの掲載が突然止まる訳【それってポリシー違反かも！？】

こんにちは、トーコンニュース編集部です。

トーコンではIndeed（インディード）の運用代行を行っておりますが、
最近、有料掲載・無料掲載どちらにおいても掲載から外れてしまっている、
ということが発生しています。

最近Indeed（インディード）から応募が来ないな・・・
と思って調べてみたら掲載がされていなかった！
この間までは問題なく掲載されていたのに・・・

御社の求人もそんな状況になっていませんか？

その原因、実は求人原稿がIndeed（インディード）のポリシー違反に該当しているからかもしれません。

今回はIndeed（インディード）の掲載ポリシーについて解説していきます。

性別、年齢、国籍などでの制限NG

「年齢」「性別」「国籍」等で応募者を制限する事はNGとなります。
こちらはIndeed（インディード）のみのポリシーではなく、男女雇用機会均等法、雇用対策法等により定められているものです。
※6つの例外事由に該当する場合のみ年齢制限が認められています

求職者ひとりひとりに対して、均等に働く機会が与えられるようにしなければなりません。

記載NG例

×主婦歓迎

×30歳以下に限定

×日本人のみ

クローリング申請でNGになった例

自社サイトを読み込んでIndeed（インディード）に掲載するクローリング。
その申請をした際に掲載NGになった例を1つご紹介します。

こちらの画像はそのサイトのエントリーフォームの一部です。

求職者の年齢を知るために、プルダウンで生まれ年を選べるようにしていました。
実はこれがポリシー違反と判断される要因になったことがありました。

あらかじめ用意しておいた選択肢（生まれ年）しか選択が出来ない

↓

応募できる年齢を制限している

とIndeed（インディード）には判断されました。
確かに、そう言われるとそうですね。

ちなみに、上記のフォームでは必須入力ではなく任意入力項目ですが、それは関係ないそうです。
ポリシー違反にならないようにするためには年代を選択する方式ではなく、入力方式にするのが確実です。

例：1999年1月1日と手打ちしてもらう/○歳と入力してもらう

こういった原稿の表現には直接関係ない部分で、掲載不可となることもあります。

歓迎や不可の表現もNGの可能性あり

年齢や性別での制限NGは、Indeed（インディード）に限らず求人全般に当てはまる事ですのでトーコンも細心の注意を払っておりました。

が、冒頭でお話しした通り、最近になってIndeed（インディード）の掲載が取り下げになる事案が発生してきております。

その要因となっているのが、今まではOKだった歓迎や不可の表現にあります。
まだ●●×歓迎など、どの表現がNGになるのかが正式に公開されていないので明確にはお答えできないのですが、私たちの方で確認できた例をご紹介いたします。

記載NG例

×主婦歓迎 → 主婦だけを歓迎している限定的な表現
こちらは性別での制限に該当するのでNGです。これは今まで通り。
○主婦（夫）歓迎 → こちらは今のところ大丈夫そうです。

×学生歓迎 → おそらく社会的身分を限定しているためNG
こちらは法律的には記載OKなはずですが、Indeedの審査に落ちているケースが出てきております。
対策としては歓迎ではなく「活躍」というような表現にしていただくと安心です。

×高校生不可→こちらも上記と同様
こちらも法律的には記載OKですが、Indeedの審査に落ちております。
そのため本来の意図と少しずれてしまう可能性はございますが「高卒以上」などの表現にしていただくと安心です。

×ネイル不可
×染髪不可
こちらの表現も、今まではOKでしたがNGになるケースが発生しております。
対策としては「規定あり」という表現にしていただく方法があります。
○服装髪型に規定あり

重複した求人の掲載NG

Indeedには『1職種1勤務地1URL』というポリシー規定があります。
こちらに違反した場合も掲載停止となりますのでご注意ください。

月400万以上を使っている企業のアカウントが凍結されるということも日本国内で実際にあったそうです。
恐らく重複した求人原稿の掲載が原因。

同じ職種や原稿内容で複数掲載する事はポリシーに違反します。
職種を変えたら仕事内容なども変える。募集していない勤務地は掲載しない。
原稿を作成する際はこういった点にも注意が必要です。

掲載に関してIndeedがポリシーを設定するのにも理由があります。

WE　help　people　get　jobs

これはIndeedが掲げている言葉で、直訳すると「私たちは人々が仕事を探すことを助ける」
良く言わているのが、JOB seeker first。
つまり、職を探しているユーザーを第一に考える、という思想です。

重複した求人が掲載されていると、求職者はどう思うでしょうか？
「なんだよ、さっき見たのと同じじゃん」
「あれ、結局勤務地どこ？」
そういった迷いや不信感が生まれてしまいます。
これはJOB seeker firstではありませんよね。

Indeedのポリシーに違反するからやらない、ではなく
求職者にとって不親切だからやらない。

そういった考えを持って採用活動にあたることが大事なのかもしれません。

突然掲載が止まってしまう可能性

歓迎や不可の表現に関しては、正式なアナウンスがまだですので現状では掲載が続いている原稿もあります。
ただ、突然掲載が止まってしまった案件があるのも事実です。

特に学生歓迎や染髪不可のような表現は使っている企業様も多いのではないでしょうか。
今はまだ大丈夫でも、NGになる可能性がある以上、今の内から表現を変更しておくと安心です。

また、重複する求人に関しても「これはどうなのかな・・・？」と判断に迷う事もあるかと思います。

疑問や不安がありましたら、お気軽にトーコンまでお問い合わせください。
Indeed専門チームもおりますので、サポートさせていただきます。

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